水木さんに蛾次郎さん…相次ぐ昭和スター訃報にネット悲痛「昭和末期の灯火が」「連続で凹むわ」

2022年12月12日 15:35

芸能

水木さんに蛾次郎さん…相次ぐ昭和スター訃報にネット悲痛「昭和末期の灯火が」「連続で凹むわ」
ANIME JAPAN FES 2022で歌声を披露した水木一郎さん Photo By スポニチ
 アニメ「マジンガーZ」など数々のアニメ主題歌で知られ、アニソンの帝王の異名を取った歌手の水木一郎さんが6日、肺がんのため死去した。74歳だった。この日は「男はつらいよ」シリーズで知られる俳優・佐藤蛾次郎さんが10日に死去していたことも分かった。78歳。昭和を彩ったタレントたちの相次ぐ訃報に、ネットも悲しみに包まれている。
 水木さんの所属事務所はこの日、「弊社所属の歌手・水木一郎が令和4年12月6日 午後6時50分、肺がんのため永眠いたしました。ここにみなさまからの生前のご厚誼に深謝し、心から哀悼の意を表しますとともに、謹んでご報告申し上げます」と発表。「昨年4月末に肺がんが発覚し、入退院を繰り返しながら放射線治療や薬物療法を行い、1年7か月あまり闘病生活を続けておりましたが、去る12月6日に救急搬送先の病院にて息を引き取りました」と説明した。病魔と闘いながら、水木さんは体調をうかがいつつステージに立ち続けた。今月2日には、6月に死去した作曲家・渡辺宙明さんの追悼コンサートに出演予定だったが、体調不良で出演を見合わせていた。

 一方、佐藤さんは都内の自宅で、浴槽に浸かったまま動かない佐藤さんを親族が発見。119番通報後、その場で死亡が確認された。外傷はなく、事件性はないとみられる。

 迫力ある歌声で昭和の少年たちの心をわしづかみにした水木さんと、昭和の銀幕に欠かせない存在だった名脇役の佐藤さんの相次ぐ悲報に、ツイッターも反応。「佐藤蛾次郎さんが亡くなったと聞いた矢先に今度は水木一郎さんか…。どんどん昭和末期の灯火が消えていく」「佐藤蛾次郎・水木一郎と訃報が連続で報じられて観てて凹むわ」「子供の頃にみた昭和のスターが亡くなっていく」と、悲しみの言葉があふれた。

 ともに日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」の笑ってはいけないシリーズに出演。師走のお茶の間を楽しませた2人でもあった。寂しすぎる年の瀬に、「水木一郎さんも佐藤蛾次郎さんもガキ使で笑いをもたらしてくれた。もちろん本業でも素晴らしい功績を残されたと思います」「佐藤蛾次郎さんといい 水木一郎さんといい エンターテインメントの方の悲報は本当に悲しく寂しいです」と、追悼のツイートが相次いだ。

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