出川哲朗 志村けんさんを思い上島竜兵さんが泣いた日「俺はちょっと悔しいんだって」

2022年12月14日 22:31

芸能

出川哲朗 志村けんさんを思い上島竜兵さんが泣いた日「俺はちょっと悔しいんだって」
出川哲朗 Photo By スポニチ
 お笑いタレント出川哲朗(58)が、14日放送の日本テレビ系「いきざま大図鑑」(後7・00)に出演し、故・志村けんさん(享年70)にまつわる「ダチョウ倶楽部」上島竜兵さん(享年61)との思い出を語った。
 志村さんは新型コロナウイルスからくる肺炎で、一昨年に死去。「ザ・ドリフターズ」に始まり、バカ殿様や変なおじさんなど、唯一無二の芸で人々に笑いを届けた志村さんの死に、日本中が悲しみに暮れた。

 志村さんの死去後、出川は上島さんと2人きりで飲む機会があった時のことを打ち明けた。その席で上島さんが話したのが、“人間・志村けん”の伝わり方に対する違和感だったという。「志村さんが亡くなった後、ワイドショーとかいろんな番組で聖人みたいに扱われている。“すごい素晴らしい人だった”みたいな。“優しくて、皆さんに…”みたいな」と、当時の報道などを振り返った。

 それに異を唱えたのが、近くで志村さんのあらゆる面を見てきた上島さんだったという。出川は「そうじゃない。志村けんは。本当は女の人にだらしなくて、しょうもない人で。それが志村さんの良さでもあり、そこが志村けんだったのに」と、上島さんの言葉を思い出しながら話した。

 上島さんは出川に対し、無念を伝え続けたという。「“いいところしか言わなくて、そこは志村さんもそうじゃねえだろ!って、天国から言ってると思う。ホントはもっとしょうもない人。もちろんすごい人だったけど、しょうもないところもたくさんあった人だったんだよ”と言って。“そこが描かれていないから、俺はちょっと悔しいんだ”って、しゃべってた時に竜さんが泣き出した」と打ち明けた。

 その1年後、上島さんは天国へ。出川は「こうして竜さんが亡くなってしまった時に、竜さんは“人間のちっちゃいところとか、そういうのを話してよ、哲ちゃん。話してよ、メンバー”って絶対思ってる。だから、最高の人だったけど、最高にしょうもない人だったね。上島竜兵は。だからこそみんな好きだった。生きざまが芸になってた人」と、上島さんの無念を晴らすように愛のあるいじりで追悼していた。

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