鈴木エイト氏 怪文書に不審物…防刃ベストや監視カメラなど「予防線は張ってます」自己防衛策を明かす

2022年12月15日 11:36

芸能

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について20年以上、取材を続けているジャーナリスト・鈴木エイト氏が、14日放送のABEMA「デマ投稿を許さない」(水曜後11・30)に出演。自己防衛策を明かした。
 鈴木氏はカルト問題や宗教2世問題に長年取り組んでいることもあり「永田町で怪文書が出回ったりとか。家族構成などが全部書かれてて、“朝何時に出て、親はどこに勤めている”みたいな、そういうことも全部書かれていた」と自身にまつわる個人情報が書かれた文書が永田町で出回ったことがあると告白。「教団内部で“鈴木エイトをなんとかしろ”って指示が出たって内部情報が漏れ伝わってきて“気をつけた方がいいですよ”って」と注意を払うよう呼びかけられたこともあるとした。

 このような経緯から「最低限ディフェンスだけはしておこうかなって思って、家の出入りをする時は防刃ベストを着るようにしているんです」と刃物を通さないベストを着用し、出かけていると明かした。

 また、「家族にも一応、“戸締まりは気をつけるように”とは言ってます」と家族にも注意を呼びかけているそうで「自宅も特定されていますし、監視カメラを全部付けてるんですけど、うちに不審な物が置かれていたんですよ。自宅は階段上っていくんですけど、階段の手すりにお菓子の袋詰めが置いてあったんです。近所の人、全部確認したけど“誰も知らない”って」とオレンジ色の袋が置かれている写真を持参。「警察には前々から相談をしてるんですけど、それでこのことを言ったらすぐ来てくれて調べてくれて毒物は入ってはいなかった」と本当にお菓子の詰め合わせだったものの不審だったと振り返った。

 ジャーナリストは自殺と見せかけた不審死もあると話し「電車を乗る時は駅のホームでは前に立たない。そもそも電車に乗らない。基本的にはタクシーを使うようにしてるんですけど電車移動の時は使う駅を毎回変えたりとか、警察から言われましたね」といい「メールの文面で“お世話になりました”は書かない。そこだけ切り取られて遺書って思われたら困るので一応、予防線は張っています」と自己防衛策を明かした。

 ただ、鈴木氏は「逆に政治家から狙われるケースが多いのかなと」と推察。「今回の事件が起きて、思いがけず有名になったことで逆に怖い目に遭うのかなって感じですね。それまでは単純に教団側から嫌がらせされてるレベルだったんですけど、教団の組織防衛であるとか政治家の自己防衛、政治生命を守るために一線を超えると何かしてくる人がいるのかなって」と安倍晋三元首相の銃撃事件により、旧統一教会と政治家のつながりが問題視され始めたことから、身の危険性は高まっているのではと自己分析した。
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