八代英輝弁護士 防衛費増の方針に「増額の内訳はどうなんですかという部分から説明がスタートしなければ」

2022年12月16日 13:35

芸能

八代英輝弁護士 防衛費増の方針に「増額の内訳はどうなんですかという部分から説明がスタートしなければ」
八代英輝弁護士 Photo By スポニチ
 弁護士の八代英輝氏(58)が16日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。自民、公明両党が15日、与党税制協議会を開き、防衛費増額の財源確保策として、法人、所得、たばこの3税の増税方針を2023年度税制改正大綱に盛り込むことで合意したことに言及した。
 法人税は4~4・5%、所得税は1%を税額に上乗せし、たばこ税は1本換算で3円引き上げる。与党内の強い増税反対論や拙速批判に配慮し、実施時期は「24年以降の適切な時期」として明示せず、判断を来年に先送りした。

 八代氏は「この議論はそもそも増税なのか、国債なのかっていう以前に、ある程度の防衛費の増額はやむを得ないだろうと。その増額の内訳はどうなんですかという部分から説明がスタートしなければいけないはずなんですよ」と指摘。そのうえで「私、防衛力整備計画について防衛省の方からレクを受けたんですけれども、皆さんも明らかになっていないっていう声が多いじゃないですか。知らないうちに、よく分からないうちに、その金額だけ示されて、それを税金でやるのか、それとも国債でやるのかって判断だけしてくださいって示されても議論のしようがないんじゃないかと思うんですね」と言い、「ですので、これが終息に向かっているってことが、むしろ僕にとっては不思議な状況に見えますね」と自身の見解を述べた。
【楽天】オススメアイテム