「金スマ」 年内ラスト放送エンディングで愛情あふれる演出「中居くんはちょっとお休み中です」
2022年12月16日 22:30
芸能
そのエンディングだった。「今年もあと2週間。『金スマ』にとってこの時期は特別な意味があります」とのナレーションが入り、画面の右上には「飯島愛さん あれから14年が経つんですね」の文字が浮かんだ。2001年10月19日にスタートした同番組にかつてレギュラー出演していた飯島愛さん。番組を卒業し、タレントを引退した後の08年12月に36歳の若さで亡くなった。
この日の放送では例年と同様に「愛ちゃん、お元気ですか」のナレーション。だが、ここから先はこれまでとはちょっと違い、「飯島愛さんが旅立ってからもう14年。金スマのみんなは元気です!と言いたいところですが…中居くんはちょっとお休み中です」と続いた。そして、主の帰りを待つようにラックに掛けられた中居専用の衣装&帽子の映像と、生前の飯島さんが同じ1972年生まれの中居と楽しそうにしている懐かしのシーンなども流された。
「いつも番組を、中居くんを盛り上げてくれた愛ちゃん」とのナレーションの後には、第1回放送から番組のナレーションを務め、昨年12月に90歳で亡くなった声優の八奈見乗児さんの声で「あなたの笑顔はたくさんの人の胸に残っています」とのコメントも。飯島さん、八奈見さん、そして体調を回復させるべく静養している中居のそれぞれに向けた番組の愛情が伝わるような構成だった。
番組では毎年この時期に飯島さんの追悼VTRを放送。その際、毎回ナレーションを務めていたのが八奈見さんで、訃報が伝えられた後に放送された昨年の年内ラスト放送回でも八奈見さんの声で「今年もあとわずか。飯島愛さん、あなたのことを思い出します」から始まり「愛ちゃん、お元気ですか。お別れしてからもう13年が経ちました。あれから色々なことがありました。金スマのみんなは元気です。あなたの笑顔はたくさんの人の胸に残っています。おじさんも決して忘れないよ」というナレーションが流されていた。