マツコ&有吉 苦境続くもやし業者の救済へ提案「トッピング禁止」「U字工事頼んだ!」

2022年12月16日 20:56

芸能

マツコ&有吉 苦境続くもやし業者の救済へ提案「トッピング禁止」「U字工事頼んだ!」
マツコ・デラックス(左)と有吉弘行 Photo By スポニチ
 タレントのマツコ・デラックス(50)と有吉弘行(48)が、16日放送のテレビ朝日系「マツコ&有吉 かりそめ天国3時間SP」(後6・50)に出演し、もやしの価格について私見を語った。
 玉子やバナナなどと並び、もやしは長く“価格の優等生”と呼ばれ、安定した価格で供給されてきた。しかし、11月7日には新聞に全面広告を掲載。30年前と比較して原料種子の価格は3倍以上、最低賃金は1・7倍になるなど、多くのコストが上がる中、価格は全国で2割以上も下落していると、苦境を訴える内容で、話題になった。

 物価高が続くご時世とはいえ、マツコは「もちろん安い方がいいのは当然ですけど、そろそろね」と、値上げもやむなしとの見解。有吉も「もやしとか玉子とか“価格の優等生”って言われて、それを守らなきゃいけない学級委員長みたいにかわいそう。ねえ?」と、ユニークな表現で理解を示した。さらに「もうちょっと上がってもいい。“価格の不良”って呼ばれるくらい。“1袋200円です!”みたいな」と笑わせた。

 マツコは「みんなね、安さを求めすぎですよ。その裏にとんでもない苦しい思いをしている人がいるというのを、ちょっと考えないとね」と生産業者に同情。「スーパーも特売をもやしに頼りすぎだよね?」とし、「せーの!で何かできないの?言ってみる?この番組で。特売で使うんじゃなくて、高級品で売ると」と、業者救済へのアイデアを口にした。

 マツコは、もやしが便利に使われすぎている現状を憂慮。「もやしがないと意外と困るわよ。ラーメンとかでさ、ほぼタダとかで増量できるのも良くない。それを食べている人にとって“ああ、もやしってタダみたいなもんなのね”って思っちゃうじゃない?トッピングも禁止。(お金を)取らないとダメよ」と、もやしの“地位向上を訴えた”。

 対して有吉は「付加価値を付けていく。木村拓哉さんとかに(CMなどで)“もやしでしょ?やっぱもやしは100円でしょ?”みたいな」と、イメージ作戦を提案した。しかし、もやしの産出額で、栃木県が全国1位であることを知ると、「栃木!U字工事、頼んだぞ!」と、栃木漫才で知られる2人で命運を託していた。
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