M-1ファイナリスト タイタンが2組残った理由 ウエストランド井口「爆笑問題さんが…」
2022年12月17日 17:45
芸能
「ウエストランド」は2020年以来、2度目の決勝進出。「キュウ」は初。吉本以外の事務所から2組が決勝に進んだのは2002年、松竹芸能所属の「ますだおかだ」「アメリカザリガニ」以来で、関東の芸能事務所では初めてだ。
「ウエストランド」の井口浩之(39)は「タイタンで今年6組エントリーして2組が決勝ってすごいこと」とし、その大きな要因として「2カ月に1度、事務所主催のタイタンライブがあって、爆笑問題さんが新ネタをやっている。だから、僕らもやるしかない。爆笑問題さんがやり続けているので」と事務所の環境を挙げた。
タイタンライブは1996年から開催。東京・東銀座の時事通信ホールでのライブの模様は「爆笑問題 with タイタンシネマライブ」として東京・TOHOシネマズ日比谷など全国の映画館で生中継され、多くのファンが集っている。「ウエストランド」はこのほかに毎月新ネタを2本ずつ披露するライブ「漫才工房」を「ストレッチーズ」や「ママタルト」らと行っており 、井口は「それもM-1の結果につながったのかなと思いますね」と話している。
2年前の決勝では9位。優勝は「マヂカルラブリー」だった。先輩の背中を追い、地道に新ネタをやり続け、つかんだ2度目の晴れ舞台。井口は「今回、もちろん優勝は狙ってますけど、M-1の決勝に出て、その後、どう活躍していくかだと思うので、決勝の場でウケたいです」と気合を込めている。