長嶋一茂 現役時代の巨人“原辰徳激怒事件”回顧 「頼むよ、やめてよって」槙原氏は「やべ~ぞって」
2022年12月17日 21:50
芸能
長嶋がヤクルトから巨人に移籍してきた翌年の94年の出来事で、9月7日に東京ドームで行われた横浜戦の7回に、6番で出場していた原に長嶋が代打で起用されたもの。長嶋は「あれ、俺のせいじゃないから。あれは俺も参ったよ。頼むから出さないでくれって思ったもん。原さんの代打に」と語り「あれは(打撃コーチの)淡口さんですよ。原さん調子悪くしていて、もしあれだったら原さんのところ代打行きますからって、淡口さんが決めたんですよ。それを親父(長嶋茂雄監督)が鵜呑みにしちゃって、何も考えないで“代打俺”になっちゃったから、原さんの代打になっちゃったのよ、東京ドームで。まだ覚えているよ。頼むよ、やめてよって」と振り返った。
結果は三ゴロに倒れ、試合も1ー2で敗れた。
長嶋から「あれ、逆に聞きたいの。あれどう思ったんですか先輩方?」と聞かれた槙原氏は「いやいや、これ原さん怒るぞ、やべ~ぞって思った。でも、監督は普通に出したから、原さんへのカンフル剤として刺激を与えたのかと思ったよ」と答えたものの、長嶋は「でも、それ俺じゃダメじゃん」とポツリ。さらに槙原氏が「カズだから…。原さんも、右と右だから、あれはきついなと思ったよ」と言うと、「俺がきつい」と語っていた。