松原耕二キャスター 安保関連文書に反撃能力明記に「きちんと野党を交えて国民の前で議論してほしい」
2022年12月18日 09:28
芸能
松原氏は「私は専守防衛の事実上の転換だと思いますね。安保法制の時は憲法の解釈によって転換したわけですよね。今回は反撃能力という、あるいは専守防衛の解釈と言うか、これをある意味、変えることで転換を図っている。それを国民に説明することなく国会で議論することなくと言ってもいいと思う」と指摘。そして「それとGDP比の2%というのが、これはNATOの数字を目指したということだと思いますけど、NATOが決めた時は10年という時間軸だったんですね。10年で2%にしようじゃないかと。ただ今回、日本はある種、急ぎすぎている。結果、数字のつじつまをどうやって合わせるか、ここに終始しているように見えてしまう」と言い、「来年の訪米のお土産にしようとしているのではとすら思えてくる。少なくとも来年の通常国会ではきちんと野党を交えて国民の前で議論してほしい」と自身の見解を述べた。