「silent」プロデューサーが思う大ヒットの要因 若い2人の才能「5話はそれの最たるもの」
2022年12月18日 13:30
芸能
村瀬氏は「ヒットした要因は何か?」とよく聞かれるといい、「正直分からない、長年やっていてうまく行くときもあれば、うまく行かない時もある」と本音を語る。それでも「今回、一つあるのは、自分が惚れた新人の生方美久っていう人と、風間太樹っていう新人ではないけど、ゴールデンやプライムは撮ったことがないっていう若い人がこの場所で(出会った)」とし、「テレビって若い人が出にくい場所だと思う。それがテレビの悪いところでもあって、例えば、我々、ディレクター、プロデューサーってなかなか独り立ちするのに時間がかかる。40歳ぐらいになってやっと、メインプロデューサーになれたりするのって遅いと思う。そういう意味では圧倒的に僕よりも若い2人、まだ世に出きっていない、そういう人たちに来てもらって、その人たちの才能をマックス活かす、っていうのをやりたいなと思った。それは良かったと思う」と自身が思うヒットの要因を分析。そのうえで「5話はそれの最たるものだとは思っている」とも語った。
第5話は川口春奈演じる紬と、鈴鹿央士演じる湊斗の別れの回で、登場人物それぞれの心情を丁寧に描いた脚本と演出が大きな話題となっていた。