「鎌倉殿の13人」最終回 来年主演・松本潤が家康役でサプライズ登場!異例の大河デビュー 小栗旬の発案
2022年12月18日 21:00
芸能
SNS上は騒然。最終回パブリックビューイング(PV)の会場(鎌倉女子大学)からも、この日一番のどよめきが沸き起こった。翌年の大河主演がその役で前年の大河最終回に出演するのは極めて異例。PVアフタートークで、盟友・小栗のアイデアだと明かされた。
三浦義村役の山本耕史が「まさかの次の大河ドラマにちょっとこう、橋渡しするという。これはちょっと凄いことだと思うんですよね。これは旬くんのアイデアだったりすると思うんですけど」と語り、司会者が「そうなんですか?」と水を向けると、小栗は頷き。
山本は「その事実をきいて、凄い…凄いいいなぁと思って。それを三谷さんがこうしてくださり、プロデューサーの方たちが形にしてくださり。本当に凄いことだなぁと思いました」と感嘆した。
大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は大河出演8作目にして初主演に挑んだ。
最終回が始まると「『吾妻鏡』は鎌倉幕府による公式の歴史書である。源頼朝が挙兵してからの出来事が詳細に記されている」(語り・長澤まさみ)。寝転んで史書「吾妻鏡」を読んでいる男。顔が現れると、それは松本演じる徳川家康――。
「1564年 三河」のテロップ。「熱心に『吾妻鏡』を読んでいるこの男は、のちの征夷大将軍徳川家康。彼もまた坂東に幕府を開くことになる。家康は『吾妻鏡』の拝読者であった」(語り・長澤)。
家康「いよいよ承久の乱の始まりか。ドキドキしてきた。一回落ち着こう」
しかし、左手に「吾妻鏡」、右手にお茶。手元がおぼつかなく、「吾妻鏡」が濡れてしまう。「ああ、ああ。どうしよう」――。
オープニングのタイトルバックには「徳川家康 松本潤」の表示。「脚本協力 古沢良太」と「どうする家康」の脚本を手掛ける古沢氏の名前も。三谷氏&古沢氏による“夢のコラボレーション”が実現した。
「鎌倉殿の13人」と「どうする家康」の夢コラボに、SNS上には「オープニングからやりやがった!笑」「まさかの家康の出演!」「OPが来年へのエール」などの声が続出。大反響を呼んだ。
今作は大竹しのぶが第35話「苦い盃」(9月11日)で歩き巫女役、長澤が第39話「穏やかな一日」(10月16日)で侍女役と事前告知なしのサプライズ出演した。