三谷幸喜氏 衝撃ラスト“鎌倉殿の13分”後は「ちょっと放心」「台本には書いていない」ラストの演出も
2022年12月19日 16:55
芸能
三谷氏が脚本を書き始めて2年半。ついに18日に最終回を迎えた「鎌倉殿の13人」。山崎から「スタッフや視聴者、そして役者さんから連絡来たりしますか」と聞かれた三谷氏は「昨日(18日)も結構いろんな役者さんから“終わりましたね”みたいなメールはいただきましたね」と明かし、「彌十郎さん(北条時政を演じた歌舞伎俳優の坂東彌十郎)は、見終わった後しばらく放心状態が続いたって。僕もちょっと放心していましたけど」と最終回直後の自身についても語った。
義時役の小栗と北条政子役の小池栄子、2人きりによる一連のラストシーンは実に約13分。義時の最期を大河史に刻み込んだ衝撃的なラストシーンに、SNS上は放心&号泣。放送終了を惜しむ声や感謝の声が続出し、瞬く間に“鎌倉殿ロス”が広がった。同日に行われたパブリック・ビューイングイベント「グランドフィナーレ」でも上映終了直後は静寂に包まれ、イベント会場に登壇した小栗ら出演者も「余韻が…」と語っていたほど。
義時が息絶え、真っ黒の画面に切り替わった後、エンドロールのようにスタッフの名前が流れ、小さな「完」の文字が浮かび上がるまで、政子のすすり泣く声だけが聞こえるラスト。この演出について三谷氏は「あれは演出の吉田さんのアイデアですね。台本には書いていなかったから」と明かした。