三谷幸喜氏 鎌倉殿の撮影現場に「ほとんど行かなかった」理由とは 「気のせいかもしれないんですけど」
2022年12月19日 18:40
芸能
座長を務めた小栗が、本番以外は着けていなければならない自身のマスクに、共演者やスタッフへのメッセージ、時事ネタ、心の声など収録にまつわるフレーズを連日、手書きした“小栗マスク”や、退場後の演者のツイート、演出家と役者がアイデアを出しながら名シーンが生まれるなど、一体感あふれる現場も話題になった今作。パーソナリティーの山崎から「(撮影現場を)見に行かれたりしました」と聞かれた三谷氏は「ほとんど行かなかったんですよ」と回答。
その理由として「あんまりねぇ、行っちゃいけないっていうあれがあるんですよ。行くと、演出家の方ってやっぱり、ちょっと嫌そうな顔をするんですよ。気のせいかもしれないんですけど」と笑いながら意外な事実をぶっちゃけ。続けて「脚本家が行くと、何か脚本家が全部正解を知っているみたいな感じになっちゃって。疎まれるっていうかね、せっかくみんなでいろいろアイデアを出し合っているのにねぇ“いや、それは不正解です”とかジャッジされるような気がしちゃんじゃないかな、と思って。だから、なるべく行かないようにはしているんですけどね」と“三谷流”の現場を気遣う思いを明かした。
しかし、これも三谷氏の現場や役者への信頼感の表れでもあり、最終回放送後には“マッチョ”な肉体で魅了した八田知家役の市原隼人が自身のインスタグラムに撮影現場のオフショットをアップ。その写真には小栗や政子役の小池栄子、泰時役の坂口健太郎、実衣役の宮澤エマ、“トキューサ”こと時房役の瀬戸康史、三浦義村役の山本耕史、三善康信役の小林隆とともに穏やかな表情をした三谷氏の姿があった。