山形弁の語り口で親しまれた女優のあき竹城(あき・たけじょう)さんが15日、大腸がんのため死去した。75歳。山形県米沢市出身。20日、所属事務所が発表した。
2006年12月から亡くなるまで16年間、米沢市の観光親善大使を務めたあきさん。同市の中川勝市長は「あき竹城様には長年にわたり、米沢市おしょうしな(米沢の方言で『ありがとう』の意味)観光大使として、テレビ番組ご出演の折など様々な場面で米沢市のPRに多大なご協力をいただきました。今回の訃報に際しては、大変驚いております。これまでのご尽力に対し、感謝申し上げるとともに心よりご冥福をお祈り申し上げます」と追悼コメントを発表した。