あき竹城さん訃報　みのもんた悼む「ケンミンSHOWの楽屋でも本番でも明るい人柄。もり上げてくれた」

　女優でタレントのあき竹城（あき・たけじょう）さんの突然の訃報。日本テレビ系「秘密のケンミンSHOW」で長年共演したタレントみのもんたは「残念だ」と肩を落とした。スポニチアネックスの取材に「女優さんという肩書にとらわれず、大きな口を開け、パクパクと名産品の試食もしてくれた。山形弁でのトークも軽妙で、ケンミンSHOWをもり上げた功労者の１人です」と悼んだ。 　あきさんの気さくな人柄はスタジオを楽しい雰囲気に包んだだけでなく、出演者の緊張もほぐした。みのは「楽屋でも、本番でも変わらない気さくな人柄。あきさんがスタジオにいると明るさがアップした。実はあきさんが出演する時には司会の僕の意図をくんでくれるので、僕の一番近くの席に座ってもらっていたんです」と振り返った。

　所属事務所はこの日の訃報の発表で「約2年前に大腸がんを患い闘病しておりました。元気なあき竹城でごあいさつしたいと本人の希望もあり、公表せずに治療を続けてまいりましたが、今秋に病状が悪化してしまい、このようなご報告となってしまいました」とした。

　あきさんは2020年で「ケンミンSHOW」を含めたバラエティー番組を降板。みのは「元気そうだった。病気のことは知らなかった」と驚いた。「（今村昌平監督の映画）楢山節考での演技が印象に残っていた。素晴らしい女優さんでもあった。活躍の場が広かった人。早すぎます。残念です」と悔やんだ。