「DAIGOも台所」で全く同じ料理を3食作る理由 プロが明かす料理撮影テクも必見!
2022年12月22日 18:00
芸能
さて、今日はそんなレシピ本に関するナイショスクープです。
「DAIGOも台所」では、キッチンスタジオで、辻調理師専門学校の先生が料理を作っていますよね。金曜日は山本ゆり先生の指導のもと、DAIGOさんが全部自分で料理します。そして、どの日も、できたてのお料理をすぐに試食。DAIGOさんは「OK」の声がかかっても、まだ食べ続けることもしばしば。先生方のお料理は、本当に全部美味しそうです。
でも、実はそれとは別に、スタジオ裏のキッチンでは、別途同じ料理を2食分作っているのです。それは、①番組で紹介する料理のお手本を撮影するため。そして、②レシピ本用の料理を撮影するため、なんです。
①は、裏のキッチンでできたお料理をすぐに収録スタジオに運んで、テレビカメラで撮影します。DAIGOさんが試食するのと同じ食器を使用しています。
そして②は、裏のキッチンのすぐ横、大道具倉庫の片隅で、スチールカメラで撮影しています。レシピ本で映えるように、食器やランチョンマットなども番組とは変えています。
「どうしてこんな場所で撮影してるんですか?」。カメラマンさんに取材してみました。レシピ本は料理写真が命ですよね。できたてアツアツの湯気が立っているものを撮影しないと、美味しそうに見えないのだそう。また、少しでも乾燥するとツヤが無くなるし、特にカレーやシチューのようなものは、すぐに膜が張ってしまうんですって。だから、裏のキッチンのすぐ横で撮影していたんですね! ちなみにこの、裏で作った2食分のお料理は、最後にスタッフが全部美味しく頂いています。10本分収録しているので、ちょっとした立食パーティーのようです(笑)。
ついでに、カメラマンさんに料理を美味しそうに撮るヒントを聞いてみたところ、逆光で撮ると、ツヤと立体感が生まれて美味しそうに撮れますよ、と教えてくださいました。ふむふむ、窓辺とかで撮ればいけそうですよね。
これからクリスマスやお正月で、ちょっと特別なお料理を作る機会も増える季節。是非できたお料理を、逆光で撮ってみてはいかがでしょうか。私も早速やってみます!(料理上手な夫が料理を作って、私が撮影…になるかな…笑)。
次回は、年明け5日に更新予定です!
▼執筆者プロフィール
O崎 このコラムの編集長。言うこと全く聞かない小学生男児2人に鍛えられ、忙しい部員達のオシリをたたいて、早く原稿出しなさい!と鬼婆化しながらも、日々頑張っています。最近本格アウトドアデビューしました。おススメのキャンプ場が知りたいです!