BiSH 来年6月29日東京D公演をもって解散 セントチヒロ・チッチ「1番格好いい姿を東京ドームで」

2022年12月22日 20:15

芸能

BiSH 来年6月29日東京D公演をもって解散 セントチヒロ・チッチ「1番格好いい姿を東京ドームで」
<BiSHコンサート>ステージで熱唱するBiSHのメンバー。(左から)リンリン、アイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、アユニ・D、ハシヤスメ・アツコ、モモコグミカンパニー(撮影・村上 大輔)  Photo By スポニチ
 女性6人組「BiSH」が、来年6月29日の東京ドーム公演をもって解散する。22日、東京都渋谷区の国立代々木競技場第1体育館で行われたワンマンライブ「世界で一番綺麗なBiSH」にて発表された。
 アンコール冒頭のMCに登場したセントチヒロ・チッチは「夢だった東京ドームで…」と話すと、観客から大きな拍手。涙目で拍手を受け止めたチッチは、続けて「6月29日に解散します」と告げると、一転して会場は静寂に包まれ、涙ぐむファンも。「ゴールは決まったけど、愛と感謝を込めてみんなに届け続けるのは変わらない。来年も6人の炎が燃えたぎって、でっかい光になるようにがんばるからさ。よろしくね」と語りかけていた。

 公演前に取材に応じたチッチは「解散発表はグループにとって大きなことだし、結成当初からの目標の場所で解散できるのは本望。1番格好いい姿を東京ドームで見せたい!」と意気込んだ。元々2023年に解散することを明かしていたが、詳細な日程が決まったのは今月頭。「曖昧なものが明確になった感覚。ドームに立つ夢をかなえられないと思っていたけど、できるということで大きなプレゼントになりました」と熱く語った。

 昨年、NHK紅白歌合戦に初出場。出場発表会見では「ち○ぽー!」のかけ声で話題をかっさらった。勢いそのままに、今年1月からは12カ月連続リリースを敢行。アイナ・ジ・エンドは「どとうの日々で、駆け抜け散らかしました」と振り返る。そのさらに先に、最初で最後の東京ドームでの解散ライブが控えている。ハシヤスメ・アツコは「これまで頑張ってきたことが形として残るのがうれしい」と話した。

 この日のライブはフルオーケストラ体制。教会のステンドグラスのような舞台演出を背に、燕尾服のようなシックな衣装を身にまとい代表曲「プロミスザスター」「オーケストラ」や新曲「サヨナラサラバ」など全15曲を披露。それでも変わらずヘッドバンキングやシャウトなどBiSHらしいステージを見せつけた。

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