EXIT兼近大樹 「僕は紙でも読みます」が…変わりゆく漫画閲覧メディアに持論

2022年12月22日 22:26

芸能

EXIT兼近大樹 「僕は紙でも読みます」が…変わりゆく漫画閲覧メディアに持論
EXITの兼近大樹 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹(31)が22日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演し、将来性を感じる漫画閲覧メディアについて持論を語った。
 この日は、年内で講談社を退社して韓国発のウェブコミック「ウェブトゥーン」に挑戦する漫画編集者の村松充裕氏がゲスト出演。漫画の未来について議論した。ウェブトゥーンは縦読みの表示スタイルで、横へ読む進めていく漫画本や日本で主流になっているウェブコミックとは一線を画すもの。漫画大国とも言える日本だが、村松氏によるとウェブトゥーンでは大きな後れを取っているという。

 漫画やアニメが大好きな兼近は、ウェブトゥーンもチェックしているという。「ウェブトゥーンの漫画って、一つ一つの作品に“いいね”を付けられたり、コメントができたり、ファンがみんなで応援できるような環境があったりするんですよ。そのアプリにファンが付くことで、いろんな漫画をお勧めされるので、また次にいけたりとか、広がりやすいなっていうのはすごく感じますね」と、“いいね”文化の現代にマッチした仕様だという。

 簡略化された操作も、若者向きと分析する。「簡略化されている時代で、若い子たちって簡単なものしか見なくなってるんですよ。ウェブトゥーンって、こうやる(フリックする)だけである程度のことは全部分かるので、小難しい話もないんですよ。ただこうしているだけで、絵と文字で。最後まですーっといけるんですよ」。さらに「僕は今、漫画を描いていてうまく行っていない人は、こっちに参入した方が未来はあると思います」と、制作者側にも未来があるシステムだとした。

 とはいえ、自身は紙媒体も同様に好きだという。「僕は紙でも読みます。漫画も好きなので、そのにおいとかも好きなので。全部が好きなんですけど、若い子たちはウェブトゥーンに移動していくと思う」と予測した。
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