EXIT兼近大樹 婚外子巡る大人の偏見に疑問「伝統的家族観が差別を助長している」
2022年12月22日 23:12
芸能
兼近は結婚に関して「結婚したい人はしたらいいと思うけど、“結婚しなきゃいけない。結婚というのが幸せです”という洗脳は早く終わってくれと思う」と、自身の価値観を披露。「結婚はいいものとされているだけで、ちゃんとしたメリットを考えた時に、別に何もないんですよ」と首をかしげた。
結婚のメリットについて疑問を口にすると、こう返される時があるという。「“メリットとかじゃないじゃん?”と言い出すんですよ。“それが幸せなんじゃん”って。もう洗脳されてるじゃんって。怖くて怖くて日々、仕方ないんですけど」と、固定観念の押しつけに嫌悪感を示した。
世界では婚外子が5割を超える国もあるが、日本では婚外子が色めがねで見られるケースも多く、他の子の親からも差別的な扱いを受ける例も番組で紹介された。兼近は「伝統的家族観みたいなものが、差別をすごく助長していると思っていて。“(婚外子だと)子供がかわいそう”とよく言うじゃないですか?かわいそうにしているのは、それを言っている人で、子供がかわいそうと思うなら、みんなで守るべき」と主張した。
婚外子への差別をなくすためには、「(小さいころから)結婚というものを慣らしていかないと。したい人はしていいけど…というふうにしないと、子供たちがかわいそうになっていく」と提案。「その仕組みを作っているのはやっぱり大人たちで、お前が助けろよと思う。子供がかわいそうなら」と訴えた。