「silent」　最後までキスシーンなく…告白は回想のみも「愛に溢れた最高なドラマ」と絶賛の声

　女優の川口春奈（27）が主演するフジテレビの連続ドラマ「silent」（木曜後10・00）は22日、15分拡大で最終話が放送され、平均世帯視聴率が9・3％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）で番組最高を記録。大反響に終わった。 　最終話では「一緒にいるほど、好きになるほど辛くなっていく。…声が聞きたい。もう聞けないなら、また好きになんてならなきゃよかった」という佐倉想（目黒蓮）に対し、紬が自分の気持ちを伝える。しかし想には響かず、お互いの気持ちがすれ違う中で、紬は戸川湊斗（鈴鹿央士）から、想は桃野奈々（夏帆）から、それぞれある言葉を投げかけられる。そして、二人は別々にある場所へと向かう…という展開だった。

　初回から、想の手話を使った2分40秒にもわたる圧巻の演技で視聴者の心をわしづかみにした本作品。登場人物の心情を丁寧に描いた演出で、ラブストーリーながら最後までキスシーンはなく、告白シーンは回想のみだった。

　最終回を終え、視聴者からは「キスシーンも無く抱き合って終わるでも無いのに手を繋いで歩く姿やお花、言葉、柔らく温かな笑顔(表情)にここまで胸がいっぱいになるとは」「最後まで一貫して『言葉』で愛を伝えていたのが素晴らしいと思いました」「こんな綺麗なドラマあることにびっくり」「はっきり好きだって言う告白もないのに愛に溢れた最高なドラマだった」と絶賛の声が寄せられている。