神田伯山 「鶴瓶師匠をちょっとでも本気にさせたのかなと…うれしかった」 初共演での鶴瓶の行動に感激

2022年12月24日 16:47

芸能

神田伯山 「鶴瓶師匠をちょっとでも本気にさせたのかなと…うれしかった」 初共演での鶴瓶の行動に感激
神田伯山 Photo By スポニチ
 笑福亭鶴瓶(71)が、MCを務める23日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)に出演。ゲストの講談師・神田伯山(39)と初共演した4年前の落語会について語った。
 現在の伯山を襲名する前の松之丞時代。鶴瓶は「2人を会わせたいというある落語会の主催で俺がその会に出ると。ダウンタウンもめちゃくちゃ好きやって、松っちゃんとかも好きやって言ってたからどんな講談なんやろうと。講談で松本が好きやっていうのはどんなやろなと思って。名前は聞いてたけども」と興味津々で出番を待っていたところ、50分ほどの人情話の大作「中村仲蔵」をかけた伯山を見て「え、俺この人の後にあがるの?って」と呆然としてしまったという。

 伯山は「お客さんがすごい空気になっちゃって。物音ひとつ立たないみたいなシーンと静まり返っちゃったんですよね」と回想すると、鶴瓶は「この後、俺、どうしようって思う楽しさね」とゾクゾクした記憶を明かした。

 さらに「正直、鶴瓶師匠に嫌がらせのようにその話をやったんです。鶴瓶師匠が笑いを起こさないようにっていうくらいに、2人の会だったので。キャリアは大先輩ですけど、認めていただきたいという一心だった。そういう会は、どのネタを先輩がやってくれるかが大事。軽くてどうでもいいネタをされたら、あしらわれたんだなと思うんですけど、そうじゃなくて、すごい大ネタ(『妾馬』)をやられたんです。それがすごく嬉しくて。あの鶴瓶師匠をちょっとだけでも本気にさせたのかなと」と大ネタをかけた鶴瓶の姿に感動したことを振り返った。
【楽天】オススメアイテム