将棋オールスター東西対抗戦 西軍の藤井聡太王将、東軍・羽生善治九段が勝利 対抗戦は東軍が優勝
2022年12月25日 14:50
芸能
![将棋オールスター東西対抗戦 西軍の藤井聡太王将、東軍・羽生善治九段が勝利 対抗戦は東軍が優勝](/entertainment/news/2022/12/25/jpeg/20221225s000413F2267000p_view.webp)
対局の合間に行われたトークショーでは各棋士が「今はまっていること」「来年挑戦したいこと」を披露。羽生は「うさぎ」と「旅行」、藤井は「トレインシミュレーター」と「体力をつける」をフリップに記入した。
うさぎと犬を3匹づつ飼っている羽生は「暮らしの中で朗らかな気持ちになれます」と目尻を下げ、旅行については「コロナがあって最近プライベートの旅行がなかった。そろそろ行けたらいいかな」と明かした。
藤井のトレインシミュレーターは以前から趣味として挙げており「駅によって停車位置が違ったり、上達しがいがあります。自宅で練習できるのがありがたい」と、こちらもうれしそうな表情。すでに課題として明言していた体力づくりについては「最近は寒いことを言い訳にサボっている。来年は頑張りたいです」と苦笑していた。
個人戦は3勝3敗のタイとなり、勝負の行方は最終戦のリレー対局に持ち込まれた。東軍は羽生と永瀬が組み、西軍は藤井と豊島将之九段(32)のコンビ。羽生と豊島の対決で始まり、5手毎交代のため「藤井対羽生」は実現しなかったが、東軍が勝利して優勝を決めた。
なお東軍で出場予定だった渡辺明名人(38)=棋王との2冠=は新型コロナウイルス感染のため欠場した。