黒柳徹子　エリザベス女王との会話の思い出「すごくかわいいんだけど、悔しそうな感じでね」

　女優の黒柳徹子（89）が、26日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）にゲスト出演し、昨年死去した英国のエリザベス女王との思い出を語った。 　この日は女優の松原智恵子（77）がゲスト出演。75年に女王と夫のフィリップ殿下が東京・渋谷のNHKで大河ドラマ「元禄太平記」の収録を見学に訪れたエピソードを披露した。共演の石坂浩二が英語を話せたため、女王の質問に答えていたという。

　すると松原から「黒柳さんもお会いになったんですよね？」と黒柳に逆質問。黒柳は「英国大使館でお会いしました」と答えた。

　日本文化に興味津々の女王から、黒柳は数々の質問を受けたという。「ずいぶんいろんなことのご質問があって、“日本のテレビのチャンネルはいくつあるのか？”とかね、いろいろ。7つだと思ったんです。“7つでございます”って言ったら、“そう”っておっしゃったんで」と、女王とのやりとりを振り返った。

　そんな流れで、黒柳も女王に質問したという。「ホントは質問なんかしちゃいけないことになってるんですけど、割と家庭的な人数でしたからね。“イギリスはおいくつ？”って私、聞いたらね、とってもびっくりしたような顔で私をご覧になってからね、“スリー！”って。それがすごくかわいいんだけど、悔しそうな感じでね」。女王の悔しがる様子にかわいらしさを感じたそうで、「いろんなことに興味をお持ちで」と懐かしんでいた。