紅白初出場Saucy Dog 紆余曲折すぎる道のり「ギターもいて、4ピースバンドだった。男4人」
2022年12月27日 20:27
芸能
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さらに痛手だったのは、バンドの中心メンバーだったベーシストが抜けたことだという。「ベースが“辞めたいわ…”って3回4回くらい言ってて、そのたびに止めてたんですけど、最後に“抜けるわ”って言ったら、“いいよ、抜けたら?”って言っちゃって。ほとんどその子がやってた。曲も作ってたし、お金回りとかも」。屋台骨を失ったバンドだが、「このまま止めちゃダメだなと思って2人(せと、秋澤)を誘って、それが2016年」と振り返った。
ドラムのせと、ベースの秋澤とは、複数のグループが出演する“対バン”ライブで顔見知りだったという。専門学校が一緒だった秋澤には、電話で勧誘。「“入ってくれへん?”って電話をして。“分かった!”って」と、二つ返事で加入が決まったという。
声をかけられた秋澤は「もう一つ、その当時バンドをやってて、そのバンドがうまくいっていなくて、もともとやっているジャンルも全然違ったので」と振り返った。しかし、当初は正式メンバーではないと思っていたようで、「僕は最初、“サポート(メンバー)でも全力でやるので”って。ずっとサポートだと思ってて」と笑わせた。
一方せとは、奈良で所属していたバンドが解散することに。ちょうどサウシードッグもドラムが抜けた時期だったそうで、せとは「そこのタイミングもピッタリ。“一緒にやろうか?”という感じで」と意気投合したという。大学の軽音楽部だったせとは、「その延長線でドラムが楽しくて辞められなくて、楽しくやってたんですけど、解散するとなった時に、それでもドラムは楽しいし、どうしようってなった時に、サウシードッグだったらやろうと思って」と振り返った。
3人の役どころを聞かれると、石原は「一応(自分が)顔だけリーダー、(せとが)陰のおかん的リーダー、(秋澤は)何や、お前!?」と三段オチを付けて笑わせた。秋澤も「何かしてるかというと…何してるんやろ?」と自虐。せとは「スタジオの予約をしてくれます」とフォローしていた。