【紅白リハ】キンプリ　異例のリハ一部非公開で紅白特別演出？永瀬廉「ちょっと構成を変えたり」

　大みそか「第73回NHK紅白歌合戦」（後7・20）のリハーサルが28日、東京・渋谷のNHKホールで始まり、5年連続5度目の出場となる「King＆Prince」がステージでの音合わせを一部非公開とした。 　　平野紫耀（25）岸優太（27）神宮寺勇太（25）が来年、グループから脱退し、ジャニーズ事務所を退所することを発表している。グループは高橋海人（23）永瀬廉（23）の2人で再出発する。そのため、5人そろい踏みでの最後の紅白となる。紅白では、ラップ調のヒップホップダンスをキレキレに踊る、アルバム収録曲「ichiban」を披露する。ストリートファッション風のいでたちで囲み取材に応じた後、リハの舞台に立った。

　紅白のリハでは、アーティストによっては取材陣にリハの様子を一切見せない場合もあるが、一部だけ公開するケースは異例。報道陣には、サビに至るまでの1分弱の映像だけが公開された。同局によると、キンプリの一部非公開は「演出上の理由」という。

　永瀬廉（23）は「紅白用にちょっと最後の部分とか、相談させてもらって、ちょっと構成みたいなのを変えたりという部分が最後にあったりするので、新しい『ichiban』の部分なのかなというのは見どころの一つかなと」と、“紅白スペシャル演出”をほのめかした。

　73回目を迎える今年の紅白は、改修工事を終えたNHKホールで2年ぶりに開催。同所での有観客での開催は、3年ぶりとなる。司会は大泉洋（3年連続）と橋本環奈（初）桑子真帆アナウンサー（2年ぶり4度目）。スペシャルナビゲーターとして「嵐」の櫻井翔も参加する。

　ゲスト審査員は「嵐」松本潤、プロフィギュアスケーター羽生結弦さん、プロ野球ヤクルト村上宗隆内野手、サッカー日本代表森保一監督、女優・芦田愛菜、黒柳徹子、福原遥、歌舞伎俳優・坂東彌十郎、アーティスト西村宏堂、新国立劇場舞踊芸術監督の吉田都氏が務める。テーマは「LOVE＆PEACE―みんなでシェア！―」。