【紅白リハ】天童よしみ 27回目で初の紅組トップバッターに「やせ細った未熟者が受け持っていいのか…」

2022年12月29日 14:12

芸能

【紅白リハ】天童よしみ 27回目で初の紅組トップバッターに「やせ細った未熟者が受け持っていいのか…」
<第73回NHK紅白歌合戦リハーサル>フォトセッションに臨む天童よしみ(代表撮影)2022年12月29日撮影=NHK放送センター  Photo By 代表撮影
 大みそか「第73回NHK紅白歌合戦」(後7・20)のリハーサル2日目が29日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、歌手生活50周年となる演歌歌手の天童よしみ(68)が意気込みを語った。
 天童は27回目にして初の紅組トップバッターで「ソーラン祭り節」を歌唱。リハを終え、囲み取材に応じた天童は「今年の紅白はいつも以上気合が入っております。それはトップバッターです。紅組を代表するこのような大役を、このようなやせ細った未熟者が受け持っていいのかどうか、ずいぶん考えました」と茶目っ気たっぷりに話し、「やるしかないという気持ちが今、リハ終えてますます沸いてきました。本番どのようになっているのか、本当にワクワク、お楽しみいただきたい。盛り上げていきたいと思います」と意気込み。さらに、NHKホールでは2年ぶりとなり、「去年とはまた違う。ホールに近づくたびに何度も涙が出そうになりました。NHKホールで歌えるんだとという気持ちと、リハーサルをしてステージに上がるんだ!っていう気持ちが重なった」と話した。

 たくさんの花をあしらった宝船のような山車に乗って登場。通路でも和服ダンサーたちが踊るお祭り風演出となる。「縁起のいい宝船に乗って、コマがついていたのでホッとしました」と笑顔。本番では「パワー!」で流行大賞の候補にもなったお笑いタレント・なかやまきんに君、「やればできる!」でおなじみのお笑いコンビ「ティモンディ」高岸宏行も参加し、ステージを盛り上げる予定だ。2人にはまだ「会っていない」といい、「31日本番で楽しみです」と期待を膨らませた。

 1年を振り返り、「歌手生活おかげさまで50周年で、コロナ禍で50周年記念というのはどうなるのか不安はありましたけど、今年は東京と地元・大阪で50周年コンサートやらせていただいたり、ライブコンサートやらせていただいたり、いろんなことにチャレンジした1年」と感慨深げ。「50周年の間、いろんな方に出会って支えていただいたので、(漢字1文字なら)縁。お金じゃなくて、縁です。縁は大事にしていきたいと思います」と笑った。

 来年については「来年ちょっと期待しててください。いろいろやります。歌うし踊るし、脱いじゃうし、見ててください。できる限りのことはやらせていただきます。来年見てても明るく幸せな1年、歌に深く磨きをかけたい」と前を向いた。

 73回目となる今年の紅白の司会は大泉洋、橋本環奈、「嵐」櫻井翔、同局の桑子真帆アナウンサーの4人が務める。昨年同様に紅組、白組などの区別を付けず「司会」の肩書で統一する。大泉は3年連続、橋本は初の大役となる。櫻井は嵐で5度経験し、個人でも2019年以来3度。桑子アナも2年ぶり4度目となる。

 ゲスト審査員は「嵐」の松本潤、プロフィギュアスケーターの羽生結弦さん、プロ野球ヤクルトの村上宗隆内野手、サッカー日本代表の森保一監督、女優の芦田愛菜、黒柳徹子、福原遥、歌舞伎俳優の坂東彌十郎、アーティストの西村宏堂、新国立劇場舞踊芸術監督の吉田都氏が務める。テーマは「LOVE&PEACE―みんなでシェア!―」。今年は2年ぶりに改修工事を終えたNHKホールで開催。有観客でNHKホールで行うのは、19年以来となる。

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