【紅白歌合戦】アニメキャラ初の紅白歌手・ウタ　後半トップバッターで「新時代」披露

　大みそか恒例のNHK「第73回紅白歌合戦」（後7・20）が31日、NHKホールで行われ、紅白史上初のアニメキャラクターとして話題を呼び、Ado（20）が歌声を務めるアニメ映画「ONE　PIECE　FILM　RED」のウタが大ヒット曲「新時代」を披露。後半のトップバッターを務めた。 　映画の主人公を務めるルフィからのエールで「登場」したウタ。圧巻のパフォーマンスを見せると、曲の後半にはほかの出演者がステージに上がり、ダンスで盛り上げる。最後には作者の尾田栄一郎氏がこの日のために寄せたイラストもスクリーンに映し出され、会場を沸かせた。史上初のアニメキャラクターのパフォーマンスに司会を務める俳優の大泉洋（49）も「凄い歌声だね」と感心した様子だった。

　8月公開の「ONE　PIECE…」は歴代9位の興行収入180億円に達し、この人気とともにウタが作中で歌っている7曲もヒット。特に主題歌「新時代」（6月配信）は、配信大手アップルミュージックで日本人で初めて世界チャート1位を記録。サブスクリプション（定額聴き放題）の再生回数はヒット基準の2倍となる2億回を超え、今年を代表するヒット曲となっている。