TKO コンビで近く再始動 木本の投資トラブルに「返済メド」 新たな芸能事務所で
2023年01月01日 05:00
芸能
木本の投資トラブルは、昨年7月に発覚。後輩芸人や芸能関係者ら10人以上を巻き込み、不動産投資家とデイトレーダーを自称する20代男性に約7億円にも上る投資を依頼。その大半が回収できない状態にあるとされた。
木本は出演番組を全て降板し、昨年7月に所属事務所の松竹芸能を退社。関係者によると、出資した芸人らに対して「自分が紹介しなければ、こんなことにならなかった」との思いから、立て替えて返済することを計画。不動産投資家から一部が返金されたこともあったが、デイトレーダーとその不動産投資家とも連絡が取れなくなり、返済計画が暗礁に乗り上げていた。
ここに来て活動再開に向けて動き始めたのは、出資者への返済のメドが立ったことが大きいとみられる。関係者によると、出資額が多かったメンバーで、5000万円以上を預けていたとされる、お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」吉村崇(42)にも少しずつ返済を始めているという。木本をよく知る友人は「お金を出してくれる人が見つかったようです。このまま順調に進めばよいのですが」と話していた。
相方の木下は2020年、ペットボトルを後輩芸人に投げつけたパワハラで松竹芸能を離れていたが、今後は“原点回帰”して2人で困難を乗り越えていく構え。そのためにも必要なのは、トラブルの経緯説明だ。木本は、投資の概要や背景に何があったかなど「説明の場を設けたい」としてきたが、これまで会見は開いていない。全てを説明し、信頼を取り戻すことがTKO再始動の第一歩となりそうだ。