藤山扇治郎　祖父・寛美からの遺伝は喜劇の才能より「髪の毛」!？新春公演、今年の目標で笑い誘う

　藤山寛美の孫で松竹新喜劇の藤山扇治郎（35）らが出演する「初笑い！松竹新喜劇　新春お年玉公演」が2日、京都南座で開幕した。 　「浪花のロミオとジュリエット」とも例えられる名作「裏町の友情」で“ロミオ”にふんした扇治郎は、カーテンコールにも登場し、劇団代表の渋谷天外（68）、ゲスト出演の久本雅美（64）と舞台あいさつを行った。天外と久本が新年の抱負に「健康第一」をあげる中、扇治郎は「最近、髪の毛が細くなってきまして、髪の健康を取り戻したい」と即答。「祖父も濃い方ではなかったので…。芝居が遺伝してくれたらいいんですけど、髪の毛の方が先に遺伝してしまいました」と続けて、客席の笑いを誘っていた。

　久本は「松竹新喜劇さんとご一緒するようになって8年目。これが10年、20年と続けられるように、今後ともよろちくび～」と、持ちギャグを交えあいさつした。

　同公演は「裏町の…」に、久本が出演する「流れ星ひとつ」とのAプロ、Bプロ方式で9日まで。