松本潤 櫻井翔へ番組VTR通じ“パス”「櫻井君がどう感じているかを私の後に語って」
2023年01月03日 20:14
芸能
紅白には09年から12年連続で出場、グループとしては5度の司会を務めた。「その年の最後の日に自分たちがパフォーマンスさせていただく場だったので、今まで歌ってきた曲をあらためて皆さんにどういうふうに届けられるとか、NHKスタッフと相談させていただきながら、いろんなテーマでチャンレジをさせていただいたステージという印象」と、紅白への思いを語った。
本番で早着替えに挑戦した年もあった。「早着替えに挑戦するというのをやっていて、なかなかうまくいかなくて、直前のリハーサルとかで全部失敗しているんですよ。紅白歌合戦が始まっている最中も、自分たちの楽屋でずっと練習していました。そのかいあってか、本番だけうまくいった」。松本の告白に、スタジオの櫻井翔も「練習をね、みんなで何度も練習して」と懐かしんだ。
16年は相葉雅紀が1人で白組の司会を務めた。松本は、嵐の曲披露の際に相葉が既に涙を流しているシーンを思い出した。「間奏に入ったタイミングくらいで、相葉君もう泣いてるんですよ。いやいやちょっと早くない?って。これから俺、歌うよ?大丈夫?って」と慌てたことを明かしながらも、「それでリラックスした印象があります」と振り返っていた。
活動休止前最後の出演は、20年。コロナ禍に苦しむ世界の人たちへ、間奏でメンバー一人一人がメッセージを送る演出だった。松本は「全世界の人たちがコロナというものに直面して、今までと生活のしかたがいろいろと会いたい人に会えなくなったとか、そういうことがたくさんあって、生きづらい時間だったと思います」と回想。「少しでも希望を見いだすためにどういうパフォーマンスを届けられるかという、その結果があのステージでした」とも話した。
続いて松本は、紅白でスペシャルナビゲーターを務めた櫻井を「ひとまずスペシャルナビゲーター、お疲れさまでした」と、VTRを通じて激励。「パフォーマンスについて、櫻井君の意見もぜひ聞きたいなと思っているので、櫻井君が今のを見てどう感じているかを私のしゃべりの後に語っていただきたい」と“パス”を送った。
松本からの命を受けた櫻井は、当日にグループの配信コンサートと時間が重なっていたことを告白。「僕たちを応援して下さったファンの方へ向けたメッセージというのは、そちら(コンサート)でお届けしたんですが、一方で十数年、紅白に出させていただいているので、テレビをご覧くださった視聴者の方へのメッセージはあそこが最後だった。ああいう場を作っていただいて貴重でした。ありがとうございました」と感謝を口にしていた。