「ポチる」誕生裏話に驚きの声「アドリブなのすごすぎる」「ポケモンじゃなかったんだ」

　テレビ朝日系「Z世代声優が選ぶ!昭和アニメのスゴい声優50人はこれだ!SP」（後6・30）が4日に放送され、「ポチっとな」という言葉が、声優の八奈見乗児さん（21年、90歳で死去）のアドリブから生まれたことが明かされた。 　今でもよく使われる「ポチる」という言葉。八奈見さんは1975年10月から開始した「タイムボカンシリーズ」でボヤッキー役を演じたが、最初に「ポチっとな」という言葉が出ていたのは第3話。台本には「ボチョっとな」と書いてあった。

　「タイムボカンシリーズ」脚本家の小山高生氏は「アドリブですよね。あれが本当にピッタリはまちゃって…。リップシング（口パク）があって、セリフがある時、あんまり合わないのがやっぱり気に入らないんでしょうね。反射的にパンと出ちゃう。計算してきて家で考えて、というタイプではない。八奈見さん頼みってのがあって、八奈見さんに振っておくと面白くなるっていう…」と明かした

　ネットでは「アドリブだったんだ」「ポケモンじゃなかったんだ」「今も使うよね！」「アドリブなのすごすぎる」「今でも当たり前に使ってる」など、驚きの声が上がっていた。