異次元の少子化対策に 鈴木哲夫氏は「相変わらず言葉が先走っているな」「何も具体的じゃない」
2023年01月06日 16:35
芸能
岸田文雄首相が4日、三重県伊勢市で年頭の記者会見で、重点政策とし、日本経済の新しい好循環の基盤づくりとともに「異次元の少子化対策」を挙げた。「決断」アピールともとれる内容だが、異次元と表現したことに鈴木氏は「中身、何も具体的じゃない」とキッパリ。
続けて、「異次元、子育て政策っていうけども、単純に子どもにお金を渡せばいいって話じゃないんですね。岸田さんが盛んに言っていた女性がね、子どもを産んでから働ける環境も考えるんだと言うけどね。それでもだめなんですよ。男性の環境だって変えないと。子育てにどう男性が仕事を休んで関われるか。つまり、社会を変えないといけない。そこまで変えるなら、まさに異次元ですよ」と持論を展開した。
少子化対策の3つの基本的な方向性についても、具体性に欠けると投げかける。そして「相変わらず言葉が先走っているな」としたものの、「岸田さん、決断してるんだなという印象を持ちませんか?これが岸田派の議員が言っていた、一つの戦略なのかなと感じている」と話した。