時代劇を超越した演出が「必殺」の魅力 シリーズ50周年を飾るスペシャルが8日放送
2023年01月08日 09:30
芸能
音楽面を担当したのは、作曲家として売り出していた平尾昌晃氏(2017年死去)だった。時代劇の劇中音楽と言えば演歌が主流だった当時、マカロニウエスタン調の軽快なテーマを使用。「パラパー」というトランペットで始まる「殺しのテーマ」は、現在でも幅広く親しまれている。
今回の作品で「コロナ禍」を取り上げたように、世相をドラマに反映させるのも「必殺」のお家芸。UFOやパソコンが劇中に登場するなど、規格外の仕掛けはファンを驚かせてきた。
半世紀続いた「必殺」の歴史。これからも時代を映しながら、進化していく。