笹野高史 柄本明と共に観劇&食事をしていた昭和の大スターとは?「江戸っ子なんですかね」「かっこいい」
2023年01月08日 15:38
芸能
「これ、古いんですよ」などと返すと、渥美さんから「あっそう、面白いね、今度さ、良かったら3人で飯でも食おうよ」と誘われたという。「それで、電話番号教わって。(柄本と)2人で“渥美さんの電話番号”“良かったなあ”って。それで3人であっちの芝居行ったり、こっちの芝居行ったりして、いろんな所に行っては帰りはお食事ですよ」と明かした。
「近所の中華屋だったり、そんな気取った所じゃないんですよ」と食事をする場所について明かすと、MCの「極楽とんぼ」加藤浩次が「僕らね、寅さん(『男はつらいよ』)を何シリーズも見てますけど、渥美さんのイメージって、勝手に寅さんになっちゃってるんですよ。普段の渥美さんと全然違ったりしますか」と質問。笹野は渥美さんが「俳優は普段ちょっとわからない、ミステリアスなところがある方がいいよね」と話していたと明かし、「バラエティーに出て女房の話をするようなお方じゃございませんよ」と自虐的に話して笑わせた。
「でね、渥美さんね、お食事をして帰る時に、スーッと渥美さんも素通りなさるんですよ。レジの前を」と笹野。そこで「あっ、お支払い…」と話すと、店員からは「ちょうだいしております。ありがとうございます」と言われると説明した。「柄本と、“いつ払ったんだろう”って。かっこいいじゃありませんか」と渥美さんは支払いをする素振りを見せることはないとした。
「そういうね、江戸っ子なんですかね。照れ屋の極み。“俺おごったりなんかしてないよ。そうなの?”なんてスーッとしている感じがね、かっこいいじゃあーりませんか」としみじみ。加藤も「これ見よがしが全くないということですね」と感心、笹野は「加藤さん、お気をつけくださいよ。若いやつの前で金なんか切っちゃダメですよ」とアドバイスした。