「どうする家康」名脇役もネット気づかず「君のおかげで僕がいる」メガネに感謝 元康が救った鵜殿長照役は
2023年01月10日 06:00
芸能
「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河“初出演”にして初主演となる。
第1話は「どうする桶狭間」。対織田方の最前線・大高城(名古屋市)が孤立し、陥落寸前。松平元康(松本潤)は大高城への兵糧入れに成功。城代・鵜殿長照を救った。
長照役を演じたのは名脇役の野間口徹。メガネがトレードマークのため、一瞬、野間口だと気づかない視聴者も。8日午後9時には「野間口さん」がツイッターの国内トレンド42位に入る反響を呼んだ。
野間口は9日、自身のツイッターを更新。「僕という存在を露わにしてくれているのは、やはりメガネなのだと再確認した朝。ありがとうメガネ。君のおかげで僕がいる。ちなみに元康が届けてくれた兵糧は、タイ米ではなかったという事を、お伝えしておきます」と“相棒”に感謝した。
これには「メガネなし、ヒゲ面、長髪。気づくのに2秒くらいかかって『おおっ!』となりました。役になり切っていて成功だと思います」「歌舞伎役者さんかと思う端正なお顔立ちでした。メガネなしの現代劇も是非」などの声が上がった。
今川家の重臣だった長照だが、その後、家康の敵に。上ノ郷城(蒲郡市)で一大決戦に臨む。
ちなみに投稿内の「タイ米」は、野間口が2017年にフジテレビのバラエティー番組「VS嵐」に出演した際、愛称がタイ米だと明かされたことにちなむとみられる。