渡辺えり「触れないまま亡くなっちゃった…」コロナ禍で95歳の父を亡くした辛さを語る
2023年01月10日 13:42
芸能
そして、父親について「まさか亡くなるとは思わなかった」と突然の訃報だったと明かし「(5月)17日にFMラジオの生放送があって、それは責任上、出ないといけないので生が終わってから新幹線ですぐ帰ったんですね。まだ心臓は動いてたんですけど、意識はなくて。父ちゃんっていくら叫んでも返事が返ってこなくて。生放送に出なかったら間に合ったかもしれないんですけど…でも私たちの仕事は休めませんから」とラジオの生放送に出演後、急いで山形に帰ったものの看取れなかったと肩を落とした。
それでも「お医者さんが言うには“私に会うまで待ってたんだ”って。心臓止まりましたってのが私が会ってから1時間後だったんです。弟の話によると、“姉ちゃんが来るから”ってずっと待ってた。目を開けたままで…。“父ちゃん”ってまぶたを閉じさせようと思っても閉じなくて」と渡辺が来るまで頑張っていたことを周囲から明かされ、救われたと振り返った。
ただ、突然の訃報だったため「看護師さんと体を拭かせていただいたんですけど、本当に元気だったので骨とかしっかりしてるんですよ」と丈夫な体のまま亡くなったといい「そしたら自分が5歳の時に肩車してくれた思い出がよぎっちゃって…。看護師さんに“肩車してもらった”ってずっと言ってるんですよ。気が動転してて、何を言ってるか分からなかった」と動揺していた当時の様子を語った。