若狭勝弁護士 山上容疑者“英雄視”、ネットの広がりに「旧統一教会の問題と射殺ということを区別して…」
2023年01月11日 10:32
芸能
MCの谷原章介が「若狭先生、100万円を超える現金ってホント驚くんですけども、差し入れにルールとかってないんですか?」と聞くと、若狭氏は「少なくとも現金の差し入れについては原則、可能だと思います。ほかの物品に関しては、逃走に使われたりだとか、自分の体を傷つけたり、あるいは自殺を企てたり、人を傷つけたりするような危険なもの、カッターナイフだとか、ジャージーについているひもなどは差し入れできない。それ以外は基本的に食べ物も雑誌、本なども差し入れが可能ですし、手紙も接見禁止っていう処分が裁判所からなされていなければ、手紙を発信したり受信したりすることは可能です」と説明した。
谷原の「ネット上で英雄視する発言、書き込み等もありました。どう思われますか?」には「私は非常に英雄視するっていうことは甚だ問題があると思っています」と言い、「確かに旧統一教会の問題というのは厳然たる問題としてあるんですけど、それはそれはそれとして、しかし、そうだからといって安倍元総理を射殺していいということには決してならない。これをきちんと分けて考えなきゃいけない。これを一緒くたにしちゃうと英雄視とかいうことになるんですけど、この英雄視とかいう話になると、日本社会の今後を考えると、そういう価値観が、要するにおかしなやつ、問題があるやつは射殺してしまえと、それがみんなにためになるとか、そういう動きが出てくるってことについては非常に今後の日本社会を憂う話になってしまうので、とにかくそれを区別して考えるってことが大事だと思います」と自身の考えを話した。