リサ・マリー・プレスリーさんが死去　54歳　故エルビス・プレスリーさんの一人娘

　故エルビス・プレスリーさんの一人娘で、故マイケル・ジャクソンさんの元妻でもある歌手で作家のリサ・マリー・プレスリーさんが12日、カリフォルニア州カラバサス（ロサンゼルスの北西50キロ）の自宅で倒れ、救急車で病院に搬送されたあとに死亡。母で女優のプリシラ・プレスリーさん（77）が明らかにしてAP通信が報じたもので54歳だった。病状や死因などは明らかになっていない。 　病院に搬送された時点で芸能系サイトのTMZがその事実を伝えており、救急隊員の到着は同日の午前10時37分。その6分後にはリサ・マリーさんの心停止が確認されたために心肺蘇生法（CPR）が施されていた。ロサンゼルス郡の当局は「CPRのあと回復への兆候がある状態で病院に搬送された」とコメント。しかし結局リサ・マリーさんは病院で息を引き取ったと見られている。

　リサ・マリーさんは父の誕生日でもある今月8日に、テネシー州メンフィスのグレイスランド（エルビス・プレスリーさんの邸宅）を訪れ、10日にはゴールデン・グローブ賞の授賞式に姿を見せていた。

　リサー・マリーさんは1968年2月1日にメンフィスで誕生。9歳で父とは死別し、20歳でミュージシャンのダニー・キーオ（58）と結婚した。長女のライリー・キーオ（33）は女優。その後離婚して26歳でマイケル・ジャクソンさんと再婚したものの、この結婚生活も2年で終わった。34歳で俳優のニコラス・ケイジ（59）と結婚したが3カ月でピリオド。2006年にギタリストのマイケル・ロックウッド（61）と4度目の結婚を果たして双子を出産したが、2016年に離婚を申請している。