有働アナ、中居正広とのW司会で本番中に「メモ」した過去 さすがの司会ぶり 当時7歳の福くんに…
2023年01月13日 21:55
芸能
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そして、2011年3月11日に東日本大震災が発生し、翌2012年からNHKで放送がスタートした大型音楽番組「“明日へ”コンサート」で中居とともに司会を務めた時のことに触れた。NHKは台本に忠実に、きっちりリハーサルをこなして番組を届けるのがスタンダードとなっているが、第1回は被災者の方々にとにかく思いを、歌を届けようということで周到な準備を経ず“突貫工事”のようなスピード感で番組を放送することになったという。
番組開始直後に「中居です」「有働です」的なあいさつするはずが、なぜかスタッフから出された“カンペ”はいきなり「次の曲は…」という後半スタートの原稿というドタバタぶり。だが、当時まだSMAPのメンバーだった中居は慌てることなくスムーズに進行をこなしたという。恐らく2人も頭の中は「???」だったはずだが「アイコンタクトすると迷ってるってバレちゃう。前を向いたままうまくリードしていただいて…」と有働アナ。アーティストとも十分な打ち合わせができていない状態での放送だったが「ホント上手にまとめていらっしゃって…」と中居の司会ぶりを振り返った。
そして、「長年司会していると技を盗めるような司会者の方とかとご一緒するって実はあんまりなくて。自分が1人でやったり、後輩とやったりするものですから」とした上で「でも中居さんとやった時は途中で本当にメモ取っちゃいましたもん、本番中に。何よりもステージの覚悟、司会をするという覚悟が。うまくまとめるとか、うまく回すじゃなくて、そのアーティストさんをちゃんと捉えてうまく見せてあげる。ご本人が思っている以上にご本人の意図をまとめておっしゃったり」と回想。思わずメモしてしまったことの一つとして、当時まだ子役だった鈴木福と芦田愛菜が歌う順番になった時のことを明かした。
当時大忙しだった“福くん”と“愛菜ちゃん”。「“忙しくて大変だろうな”っていう声を私だったら多分声がけをすると思うんですけど。中居さんがね。私ずっと覚えてるんですけど“いやぁ~福くん、忙しいね。ちゃんと人間ドック行ってる?”って言って。当時4歳とかそのぐらい(実際は7歳)」と中居の言葉選びのセンスに驚き、感服したそうで「その感じとかも含めて、いやぁ~…って。あれもメモしてんだよな…」と懐かしそうに振り返った。
「中居さんの一挙手一投足って、全然立場も違いますけど、凄く尊敬しているので」と有働アナ。「あしたの放送、楽しみだなと思って。“イチ”ファンとして思っておりますけれども」と中居の本格復帰を喜んでいた。