山里亮太、お笑いの道へ背中押してくれた先輩のサプライズ 阿佐ヶ谷姉妹ボロ泣き「あれはダメ!」

2023年01月14日 20:25

芸能

山里亮太、お笑いの道へ背中押してくれた先輩のサプライズ 阿佐ヶ谷姉妹ボロ泣き「あれはダメ!」
「南海キャンディーズ」の山里亮太 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「南海キャンディーズ」山里亮太(45)が、14日放送のテレビ朝日系「やぶからディッシュ」(土曜後6・30)に出演し、お笑い芸人になったいきさつを振り返った。
 出演者にゆかりの料理や食事を求め、全国を旅する番組。山里は大学4年と芸人4年目までの8年間、過ごした大阪へ向かい、思い出の店を訪ねた。

 千葉県で育った山里だが、進んだのは大阪の関西大学。「関西大学に入った時点で、お笑いを目指して来ているので」と明かし、「“関西の人に聞いて、みんなが知っている大学、合格したら(吉本興業に)行っていいよ”って言われて」と、家族との約束を守って名門大学に進学した。

 大学生活の中で、お笑い以外の道もちらつき始めたが、住んでいた学生寮の部屋長の先輩が背中を押してくれたという。「就職しようかなと思っている時に、部屋長さんが(養成所の)願書を持って来て“今書いて出せ”って。“お前このまま行かないつもりだろ?”って。“そんなことないです”、“じゃあ今書いて出せ”って」。先輩の力を借りて、養成所を受けることになったという。

 当時の山里は「ただ単にまじめしか取りえがなかった」といい、「面接も大しておもしろいことを言ってないし、落ちたなと思って」と、不合格を覚悟していたことを明かした。実際、「合格通知も来てなかった」という。

 その後、部屋長の卒コンが開かれることに。その席で彼は思わぬことを口にしたという。「“自分は北斗寮に来て良かった。大きな夢が二つ叶った。一つは自分の夢である仕事に就けて、もう一つは俺の大事な部屋の弟が芸人への第一歩を踏みました”って言って、隠していた合格通知を出してきて。ポストが一緒だから、先に合格通知を見ていたんですよ」。すべては、部屋長のサプライズだったという。

 VTRを見たスタジオの「ハリセンボン」近藤春菜は「芸人になりたいって言ったことを、先輩たちがバカにしなかったところがすてきだなって」と感激した。すると、「阿佐ヶ谷姉妹」渡辺江里子はメガネを外してハンカチで顔を覆いボロ泣き。「あれはダメ!」と、感動のシーンに涙を我慢できなかったことを打ち明けた。まさかの感情移入ぶりに、近藤は「同じ寮にいました?」とツッコミを入れていた。
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