黒木瞳　宝塚音楽学校には記念で受験していた？演劇に目覚めたきっかけ明かす

　女優の黒木瞳（62）が14日放送のBS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴　NO　CAR，NO　LIFE！」（土曜後9・00）に出演。宝塚音楽学校には記念で受験していたことを明かした。 　最初は歌手を目指していた黒木。しかし学校行事で芝居を見た時、演劇に目覚めてしまった。中学2年生の時に「全校で5番以内に入るので…」と条件付きで父親に女優になりたいことを相談した。しかし父親は「バカタレ！」と張り手して大反対したという。

　しかし演劇を勉強したいという思いから高校は演劇部がある高校に進学した。高校1年生の時に宝塚歌劇団の「ベルサイユのばら」を見て、「自分とは別の世界」と思いつつも女優への憧れが増した。

　その後、音楽大学への進学も決まっていた中で宝塚音楽学校を記念受験した。「記念受験と言ったら失礼ですけど…寮に入るために荷物もまとめて送っていました」と明かし、受験の時は緊張もなく楽しくて仕方なかった。しかし福岡出身の黒木は凄く訛っていたため、面接の先生は爆笑だったと明かした。

　1次試験が終わって宝塚のホテルをチェックアウトして、伊丹空港に向かう途中に一応結果を確認するために宝塚音楽学校に立ち寄った。すると掲示板には自分の受験番号があり合格していた。その日の寝る場所もなければお金もないため大慌てに。だが義兄がたまたま大阪府警に勤めていたためその人に頼った。そして結果的に宝塚音楽学校合格へつながった。

　そして反対していた父親も最終的に了承してくれて宝塚音楽学校への入学となった。