松本若菜 遅咲きブレークも「30歳まで腐ってた」「私の芝居は残ってない。私の顔は覚えられてない…」
2023年01月15日 13:38
芸能
しかし、それから5~6年間は落選続きに。「30歳までは、多分ほぼ腐ってました。性格もすごい悪かったと思います。なんか、どうせ行っても落ちるだろうな…とか」と話した。
当時について「相談はいつもしてましたね。“どうしたらいいですか。私どうやったら人の心に残る芝居ができますか”っていうのを。個性がとにかくないんで」と語った松本。出演した作品を話しても「え?何役?」と聞かれることが多かったそうで、「私の芝居は残ってないんだ。私の顔は覚えられてないんだ」と感じていたという。
32~33歳頃には「潮時かな」と考え、母に「これが終わったらやめる」と宣言。母は「分かった」とだけ返答したといい「そのとき、私、多分ワラにもすがる思いというか。どうしていいか分からなくて。母親に“分かった”って言われたときに、“え、私これで本当にこの女優の仕事やめるの?”って。“やめれない”って思ったんです」と話した。
2017年、映画「愚行録」でヨコハマ映画祭の助演女優賞を受賞し「そのときに初めて、女優の道で、助演の道でいきたいっていうふうに思えた」と明かした。