小玉祐一氏 今後の住宅金利「金利は経済の実力を反映。日本は経済の実力自体が下がっていますから…」
2023年01月16日 10:06
芸能
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コメンテーターの井上咲楽が「私は23歳で、周りにまだ家買うとかって人はいないんですけど、これってずっと上がっちゃうものなんですかねえ?」と住宅金利について聞くと、小玉氏は「これはですねえ、うーん、バシッと申し上げられなくて恐縮なんですけども、なんとも言えないところがありますね。とりあえず今、日銀が動かそうとしているのは長期金利の方なんで、長期の住宅ローンはひょっとしたら上がる可能性があるんですけれども、短期の方はすぐに影響を受けないんですよね」と指摘。
「ただし短期金利の方も今後上がっていく可能性があるんですね。今、日銀はマイナス金利政策というのをやってますけれども、早ければ年内、あるいは来年くらいにはマイナス金利もやめちゃうんじゃないかという観測が市場ではたいぶ盛り上がってきています。そうすると短期も上がっていくということになりますので、これ長い目で見ると短期も長期もどちらかというと今後上がっていくと思うんですよね」と話した。
そのうえで「ただ1つ言っておきたいのは、金利というのは経済の実力を反映しますので、日本の場合、経済の実力自体が下がっていますから、米国のように住宅金利が1年間で2%も3%も上がるとか、そういう可能性は極めて低いとみていて間違いはないんじゃないかと思います」と自身の見解を述べた。