住田裕子弁護士 最善のストーカー対策に言及「警察には24時間、四六時中見てもらえません」
2023年01月18日 18:51
芸能
番組では新潟青陵大学の碓井真史教授(心理学)を取材し、相手の態度に合わせてストーカーの危険度を分類。危険度が低い順に「別れを切り出した後にやり直して欲しいと言われた」、「責任を取れ。プレゼントもらっただろうなどと冷静さを欠いた言動をされた」、「殺すなどと脅し言葉を使われた」というもので、どの段階においても証拠を残しておくことが大事だという。
住田氏はこの3段階について、「この見極めがすごく大事で、ご本人としたらいろんな方に相談して決める。警察も当然、相談相手になってくると思います」と指摘。最も危険な段階になった場合について、「警察には24時間、四六時中見てもらえません。当たり前ですけど、パトロールが限度ですから。私は“逃げなさい”って言います。逃げるしかない。執着しているから」とアドバイスを送った。
3段階目になった相手の心情について、「強い確信を持った相手からは、彼らは子供を使って、家族を使ってでもやってきます」とし、「逃げて。シェルターとかありますので、そういうところでしっかり身を守って」とも忠告。さらに「一時的に仕事を辞めることを決断することが、大事な場合もあるんですね。残念ながら」と、最悪の事態を避けるための決断についても言及した。