加藤登紀子 「知床旅情」の不思議な売れ方「レコード会社の人が“おかしいことが起こってる”って」
2023年01月22日 20:39
芸能
![加藤登紀子 「知床旅情」の不思議な売れ方「レコード会社の人が“おかしいことが起こってる”って」](/entertainment/news/2023/01/22/jpeg/20230122s00041000626000p_view.webp)
同曲との出会いは、後に夫となる故・藤本敏夫さんがきっかけだったという。「あの歌を初めて聴いたのは、藤本敏夫という…後に結婚するんですけど、彼が私のために歌ってくれたんです」。北海道・知床を歌った“ご当地ソング”だが、兵庫出身の藤本さんのみならず、関西ではよく知られた楽曲だったという。「関西でみんなが歌ったりするほど、知られていたということなんです。関西の学生の間で知られていて、私に彼が歌ってくれたんです」と明かした。
その後、加藤がこの曲をレコーディングすることに。レコードは沖縄のご当地ソング「西武門(にしんじょう)哀歌」だったが、「知床旅情」はなぜか大阪でヒットしたという。「考えもしなかったんだけど、大阪だけで売れ始めたんです。それでレコード会社の人が“おかしいことが起こってる”って。どうしてこれが売れているのか分からないって」と振り返っていた。