加藤登紀子 最初はヒットしなかった「百万本のバラ」への愛着「長い私の人生が関係している」
2023年01月22日 21:35
芸能
「百万本のバラ」は日本にも伝わっており、日本語の詞も付いていたが、加藤は自分なりの訳詞を付けることに。「ロシア語の元の意味を全部調べて、これはすごいストーリーだから、そのまま歌ったらいいんじゃないか?と思って訳詞を付けたら、すっと乗っかったんです」と明かした。
楽曲は「しばらくはヒットしなかった」が、「私の愛唱歌みたいにして」歌いつないでいたことを明かした。「レコーディングを正式にして、“ドーナツ盤(レコード)のA面をこれにしよう”と言ったのは、歌い始めてから3年くらいたってから」。87年発売のアルバムに収録されると、大きな反響が起き、シングルカットされるとミリオンセールスを記録した。加藤は「『百万本のバラ』とのふとした出会いは、長い私の人生のことが関係しているので、とても大事な曲になりました」と、楽曲への愛着の強さを口にしていた。