細野晴臣 YMOの盟友・高橋幸宏さんを思い出の曲で追悼「幸宏はスター…いなくなったわけではない」

2023年01月23日 07:50

芸能

細野晴臣 YMOの盟友・高橋幸宏さんを思い出の曲で追悼「幸宏はスター…いなくなったわけではない」
デビュー50周年記念のドキュメンタリー映画「NO SMOKING」の舞台あいさつを行った細野晴臣=2019年11月撮影 Photo By スポニチ
 イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)のベーシスト細野晴臣(75)がパーソナリティーを務める22日深夜放送のインターFM「Daisy Holiday!」で、11日に死去したYMOのドラマー高橋幸宏さん(享年70)を追悼した。
 「高橋幸宏が宇宙に帰って行っちゃいました」と切り出し、「1月11日に亡くなって、翌日その訃報を聞いたんです。遅ればせながら追悼やっとできる時間になりまして。それまでずっと言葉にならなくて、考えが全然まとまらない時期が続いていたんですけど、沈黙しているわけにもいかないんで、きょうはそういう特集をしたいと思います」と番組をスタート。高橋さんとは16歳の時から54年の付き合いで、軽井沢で初めて会い、軽井沢でお別れをしたと言い、「BLUE MOON BLUE」を皮切りに高橋さんとの思い出の曲を次々に流しながら、「幸宏はスターですね。ハリウッドでもそうですけど、スターたちの映画っていうのは、永遠に生きるわけですね。音楽もそうだと思うんです。人生一生を終えた後に永遠になるという、そういう宿命があるんですね。だから、いなくなったわけではないんですね。幸宏は世界一スマートなミュージシャン。これ本当に言い過ぎではないと思っています。幸宏に比べたらみんなださく見えちゃうんでね」などと高橋さんをしのんだ。

 高橋さんは脳腫瘍で闘病中、併発した誤嚥(ごえん)性肺炎のため、11日午前5時59分に死去した。YMOは1978年、高橋さん、細野、坂本龍一(70)の3人で結成。高橋さんは坂本龍一を奇才、細野晴臣を天才、自身を凡人と評し「奇才」と「天才」をつなぐ緩衝材のような存在としてまとめ役を担った。

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