秋野暢子 約4カ月に及ぶ食道がん治療 副作用での激痛経験も「悪いことばかりではない」と感じたこと
2023年01月25日 14:05
芸能
抗がん剤は24時間投与の点滴が5日続き、体調を見ながら4セット行った。「抗がん剤を打つと薬が効いてくると白血球が下がってくると感染しやすくなる。これが抗がん剤が終わって、しばらくしたらまた(白血球の数値が)上がってくるんです。上がってきたところでまた抗がん剤が入る。落ちているときにはできない。下がって上がって来ない方は次の抗がん剤がなかなかできなかったり、すごく気持ちが悪くなる方もいらっしゃって、そういう方は抗がん剤ができなかったりする」と説明した。
放射線治療は1日1回で計30回行った。「10分ぐらい機械が動いて、どこに転写するかを決めるんです。決まったら1分なんです。何も感じません。痛くもなく何ともない」というものの、終わりが見えかけた20回目辺りから激痛に襲われたという。「結局、火傷なんですよね、焼いているわけですから。喉の中に剣山が入っているみたいになるんです。お水飲んでもイーってなる」と回顧。その激痛が2日間あと、痛みが消えた時、ある変化があったという。「火傷の後をめくったら、綺麗な肌が見えたんです。“やった!”と思って、“あれ?めくれたら綺麗になる?”って。実際に首のしわがなくなったんです。悪いことばかりではないなと、これは乗り切ろうと。いずれ綺麗に取れたら綺麗な首になるんだと」と副作用を激痛を感じながらも前を向くことができたという。
秋野は昨年6月に受けた検査でがんが発見され、翌月のブログで「頸部食道がん【喉と食道に大小あわせて5個】ステージ3」と発表。化学放射線療法による治療を続け、内視鏡手術を受けた同11月には「当初見つかった5個のがんが無くなりました」などと報告した。