NHK武田真一アナ フリー転身は今春「2月いっぱいで仕事に区切り」 視聴者には“武田ロス”広がる

2023年01月26日 10:19

芸能

NHK武田真一アナ フリー転身は今春「2月いっぱいで仕事に区切り」 視聴者には“武田ロス”広がる
NHKの武田真一アナウンサー Photo By スポニチ
 NHK紅白歌合戦の総合司会やニュース番組で知られる同局の武田真一アナウンサー(55)が退局しフリーとして活動すると、25日に「デイリー新潮」が報道した。本紙の取材では武田アナは局側にフリー転身と「2月いっぱいで局内の仕事に区切りをつける」と伝えている。
 
 現在、大阪放送局に所属。大阪放送局制作の連続テレビ小説「舞いあがれ!」の総集編のナレーションや、報道番組「ニュース きん5時」などに出演中だ。局関係者は「責任感の強い武田アナですから、退局の時期を大きな改変期で局内が大わらわとなる4月の前に合わせたのでしょう。舞いあがれ!はもちろん途中降板はないので、2月にナレーションを録り終えると思います」と話している。2月いっぱいで局内の仕事を終えて、退局するため、今春にはフリーとなる。退局後の仕事について、民放関係者は「報道番組からバラエティーまで、硬軟自在に司会をできる男性アナは貴重な存在」と指摘。今春には民放で活躍する武田アナの姿が早くも見られるかもしれない。

 1990年に入局。08年に「ニュース7」のメインキャスターに就任し、その名前と顔が全国に浸透した。落ち着いた語り口に爽やかなルックスが人気を集め、オリコンが集計する「好きな男性アナウンサーランキング」にも常連となった。16年には「紅白歌合戦」の総合司会も務めた。21年には、前田晃伸前会長の「地域拠点局」の強化方針により、大阪放送局へと異動。大阪発の全国番組で存在感を示していた。異動と今回の退局に直接的な関係はないというが、周囲の関係者は「今後は管理職業務も増えて現場を離れがちになってしまう中、あくまで放送現場での仕事にこだわりたかったようです」と話している。

 ネット上では「あの声のニュースが聞けないのが寂しい」「ずっとNHKだと思っていた」など早くも“武田ロス”の声のほか、「民放で活躍する姿が楽しみ」という期待の声も多数上がっている。

 ◇武田 真一(たけだ・しんいち)1967年(昭42)9月15日生まれ、熊本県出身の55歳。90年に筑波大を卒業しNHKに入局。00年に平日正午の「NHKニュース」を担当した。06年から08年までは沖縄放送局で勤務。東京に異動後、17年に「クローズアップ現代+」のメインキャスターに就任した。趣味はギター。
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