吉本新喜劇・辻本茂雄 芸歴35周年座長公演開催!先輩・寛平に感謝「ハート継いでいきたい」」

2023年01月27日 12:20

芸能

吉本新喜劇・辻本茂雄 芸歴35周年座長公演開催!先輩・寛平に感謝「ハート継いでいきたい」」
「芸歴35周年記念公演」をPRする吉本新喜劇・辻本茂雄(右)とレイチェル Photo By スポニチ
 吉本新喜劇の辻本茂雄(58)は27日、大阪市内で会見。3月7~13日の1週間、なんばグランド花月(NGK)で自身の芸歴35周年記念の吉本新喜劇座長公演を開催することを発表した。NGKで座長を務めるのは19年2月以来4年ぶり。辻本は「テンポのいい、お客さんにたくさん笑ってもらえる舞台をお届けしたい」とPRした。
 NGK5期生の辻本は89年に新喜劇へ入団。1999年に内場勝則(62)、吉田ヒロ(55)、石田靖(57)とともに座長に就任した。入団当初は自慢のアゴを全面に出した「アゴネタ」で借金取り役で出演するよになり、「しゃくれ」「ペリカン」「フランスパン」などとイジられ人気を得た。だが、同じ頃に活躍し始めた内場、石田らが司令塔として主役を張る姿を見て「これでエエんやろか」と「アゴネタ」を封印。その後3、4カ月仕事がなくなった頃に、間寛平(73)から「辻本のツッコミはおもしろい」と後押しされ、「NGKでも主役を張るようになった」。上沼恵美子(67)や14年に亡くなったやしきたかじんさんらに気に入られ、テレビでの露出も増えた。昨夏の座員総選挙でもアキ(53)に次いで2位に支持されるなど、その人気ぶりは衰えていない。「寛平兄さんには感謝してます」と振り返った。

 その寛平が新喜劇のGMに就任。「ハートを継いでいきたい」と新喜劇公演を中心に今後も尽力する構えだ。久々のNGK座長公演は、普段あまりNGKの舞台に上がらない座員を起用する。「何年も出てない人を発掘したい」との思いは寛平と同じだ。かつて無名だった山田花子(47)、藤井隆(50)らが新喜劇のチョイ役からスターに躍り出た。今回は平山雅雄(48)、辰巳友之(40)、清水啓之(39)らをブレイク芸人の候補に挙げた。

 芸歴35周年については「短かった。ずっと走り続けてきた感じ」と振り返った。今回の座長公演は「1人2役をやりたかったが、80分になる。45分では収まらんかったんで」と残念そう。かつて1回の公演を3時間半やった“遅延”の常習者。4月28日から祇園花月での「天使の茂造」公演も開催。「来年、還暦を迎えます。全国ツアーを回りたい」と目標も掲げた。
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